2013年4月11日

[トピック] TOEICやTOEFLスコアと英検と学校英語を比較・換算してみました


TOEIC 550点は英検やTOEFLならどれくらいのレベルに相当するのか?

今回、欧州で使われている、言語教育の達成度を測る尺度"The Common European Framework of Reference for Languages: Learning, Teaching, Assessment (CEFR) "を使って、比較・換算してみました!

CEFRによるTOEIC, TOEFL, 英検, 学校英語の比較・換算
ご覧の通りですわっ!

CEFRの基準では、初級・中級・上級をさらに2段階に分けて、計6段階で位置づけます。各テストの主催団体が、CEFRに換算した場合の結果を公式に発表しています。

ですから、それなりに信憑性はあるかと思います。なお、TOEICはリーディングスコアとリスニングスコアに対して別々のCEFRが設定されていて、それを無理やり合算して合計スコアとしていますので、大雑把なものとして見てください。

さて、スコアの比較です。

例えば、TOEICの平均値に近い550点レベルは、英検2級、高卒相当、TOEFLスコア 57-86点となります。

妥当でしょうか? 意外だったでしょうか?

まぁ、比較の基準はあるわけですが、それぞれテストの中身も目的も違うので、そうはいってもどうなんだという部分が多いような気もします。

TOEICは日常会話やビジネスシーンを中心としていますが、英検は日本の英語学習課程を基準に作られています。また、TOEFLはアカデミック環境での英語運用力を測定します。内容もTOEICだけは、上級レベルでもスピーキングのテストが課されません。

ですから、TOEICで945点取ったから、英検1級を受けて受かるかは分かりません。

しかしながら、割と研究されて編み出された換算方法がありますので、一応の比較をすることはできるのですっ!

◆ 参考文献

"Mapping the TOEIC and TOEIC Bridge? Tests on the Common European Framework of Reference for Languages", ETS
http://www.ets.org/s/toeic/pdf/toeic_cef_mapping_flyer.pdf
※リスニングとリーディングスコアを合算

"Mapping TOEFLR iBT on the Common European Framework of Reference", ETS
https://www.ets.org/Media/Research/pdf/CEF_Mapping_Study_Interim_Report.pdf

「英検と CEFR との関連性について研究プロジェクト報告」 日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/eiken/group/result/pdf/report_02.pdf


★☆ TOEIC対策を効果的にもれなく頑張りたい方におすすめします!

TOEICの初心者の方なら、通信講座で一通り漏れなく対策することも考えてはいかがでしょうか。学校へ通うより低費用で、ご自身のレベルにあったTOEIC対策が手軽にできます。参考書でも人気の高いアルクの通信講座はかなりポピュラーですので、ぜひチェックしてみてください!

ぽちっと応援よろしくお願いいたします!

0 件のコメント:

Related Posts with Thumbnails