こんにちはShige-sanです。12回目の雑記ノートです。
社会人になって10年選手も間近になってきました。
それでも4月というのはなにか特別で、気合を入れて帯を締め直したくなります。
さて、今日は「英語能力テスト」がテーマです。
「TOEICが通用するのは日韓と台湾くらい」
そんな内容の記事が、J-CASTニュースの記事「英語能力テストはどこまで役に立つのか TOEIC、TOEFL、英検それぞれの強みと弱み(外部リンク)」にありました。
内容は、TOEICよりTOEFLや英検の方が英語力をよりきちんと評価するのではないかという話です。
正しいと思います。
TOEFLはアメリカの大学一年レベルの教養的内容が文理問わず出題され、リーディング、リスニングのほか、スピーキングのテストがあります。英検も同様ですが、スピーキングについてはTOEFLが機械吹込みの一方で、英検は対人の面接です。
より実力に近い英語力を測るなら、やはりスピーキングは大事です。
では、TOEICはどうでしょうか? TOEICは日常生活やビジネスシーンのリーディング、リスニング力を測ります。これもまた、英語力の一定の側面は測っているわけです。しかし、スピーキングがない以上、その能力を測るのには限界があります。
ただ、いずれの試験も、それだけでは英語力が十分という話になりません。運転免許を取った方ならわかると思いますが、免許取ったから車をきちんと運転できるわけではありませんよね。
最低限のことは勉強したという免状が与えられたにすぎません。
言語においても同じ。言葉を正しく運用するには、場面ごとに適切な言い回しが必要ですし、仕事や学問分野に必要な特殊ボキャブラリーも大事だからです。
こればかりは、当たって砕けろといった、経験の世界です。
ですから、TOEFLでも英検でも、テストが良かったから、いきなり海外赴任や留学をしてしゃべれることはありません。きちんと英語を運用したいなら、テスト内容を超えるトレーニングが必要です。
というわけで、どの試験がいいの? と言われたら、こう答えたいと思います。
キャリアの目的に応じて、考えましょう・・・と。
日本企業内での資格や外資系への転職ならTOEIC。アメリカ留学ならTOEFL。通訳などの本格派は、そのステップとして英検1級。
今後の流れで、もし日系企業や外資の要件にTOEFLスコアが求められ始めれば、ビジネスパーソンも当然TOEFL対応です。
要するに、その先にしたいことのためにテストを選んでくださいとしか言いようがありません。
テストで能力を全面的に測れないのは、日々の経験で多くの方が知っていることです。ですから、英語能力を正しく測ることと、キャリア作りにテスト結果を使うことは分けて考える必要があります。
テストの種類の前に、まずは「その英語資格を使ってなにをやるの?」という側面をよく考えれば、おのずと答えが出てきますよ!
▼ テストで気負う前に、気軽に読める英語読本はいかがでしょうか?
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