2013年6月18日

[雑記ノート] 多様性は活気の源 ~英語も強力な道具です

Diversity quilt
Diversity quilt / OregonDOT

こんにちは、Shige-sanです。雑記ノートの19回目です。

ちょっと更新が滞り気味で恐縮です!

最初にお知らせですが、タイトルを変えました。「TOEIC & Biz Career」から「English and Biz Career」となります。TOEIC以外にも少し広めの話題を扱いたいなと考えた次第です。

さて、今日のテーマは「多様性は活気の源」です。


「多様性」という不慣れな言葉は、英語の"diversity"の訳語です。


経営で「多様性」というと、それぞれの人の違いをうまく生かして仕事を進めることで、変化への適応力やチームの創造力を高めていく経営手法の話になります。


例えば、ローソンでは商品開発に国籍や性別問わず多様なメンバーを入れています。その結果、ベトナムのフォーという食べ物からアイディアを得た商品が生まれ、また海外の店舗でも現地にフィットした商品開発が進みました。


「違い」は「多様な見方」を生み出します。国籍、性別、学歴、人種、年齢、ハンディキャップの有無などなんでも良いのですが、「多様な人の集まり」をうまく形成し、そのアイディアをすくい上げる道筋を組織的につくることで、より多くのお客様の期待にこたえることができます。


こう考えると、実に当たり前の話なのですが、日本の企業を見まわしてください。まだまだ、「日本人、男性、健常者」ばかりではないでしょうか。大きな企業だとここに「国内の一流大卒」が加わります。「国内の」と書いたのは、「海外の」大学を卒業しても、多くの日本企業にはその方を評価する手段がないため、別枠(変わった人枠)になってしまうからです。


こうして日本の多くの職場では、似たり寄ったりの考え方を持つ人が集まる組織ができあがります。


確かに、考えていることが似ていれば、決められた方向に素早く進むことができます。考え方の調整が少なくて済むからです。一方で、変化に富む現代では考え方の多様性が乏しく、変化に対応する「新しい発想の引き出し」が少ないため、良い仕事をするのは難しい状況になっているのです。


多様性は時代の要請という側面もあるわけです。


ですから、英語を鍛えて、海外の人たちと仕事をすることも良いでしょう。また、子供を持った女性の多くが仕事を辞めてしまう現在の状況では、逆にそうした方々と仕事をすることで新しい可能性が生まれるかもしれません。


英語もそうですし、色々見回して今そこにある多様性を生かさない手はありません!
ぽちっと応援よろしくお願いいたします!

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