Bookworm Cafe 2 / stephenrwalli |
今日のテーマは「英語小説を読む効用」です。
結論から言うと、英語小説を読むことで、TOEICのリーディングも上がります。
特に、Part7への影響大です。
Part 7は手紙などを読んで、問題から正しい内容を当てる長文読解問題です。色々周囲の話を聞くと、読むポイントがつかめなかったり、長文への不適応から、かなりの人が無駄な時間をとられてタイムオーバーします。
そこで、長文に慣れていない原因を3つほど考えてみました。
- 分からない単語がいくつかある段階で、パニックになる
- 分かる単語をつなぎ合わせて、大意をつかむことができていない
- 返り読みをしてしまって、読むテンポがつかめない
ここで、だまされたと思ってやって頂きたいのが、中学レベルの単語で構成されている英語小説を読むことです。
手っ取り早いところでは、英OxfordのBookworms Library。文法と単語量によって各ステージに分かれており、名作を中心に編まれています。読む量も100ページ弱のものが多く、お手軽です。ステージと学校英語のレベルをざっくり変換すると以下のようになります。
Stage Starter 中学
Stage 1 中学~高校初級
Stage 2 高校初級~高卒程度
Stage 3 高卒程度
Stage 4 高卒~大学中級
Stage 5 大学中級
Stage 6 大学中級以上
で、長文が苦手な方は、Stage StarterやStage 1 ~ 2にトライしてみてください。選ぶ条件は、自分が読めるもの。背伸び禁止。1冊きちんと読み切ります。
この時、読み方のポイントがあります。
まず、分からない単語は調べず、分かる単語だけ拾いましょう。
次に、英語の語順で読むことを心がけます。最初はつい関係詞which~を読んで、かかっている単語を見つけるなんてこともやってしまいがちですが、徐々に英語の語順で読むようにしてください。
コツは、区切りって認識することです。例を出してみます。
I read a book which she lent me.(彼女が貸してくれた本を、私は読む) というような、語順ひっくり返しではなく、
I read a book / which she lent me.(私は本を読む/彼女が私に貸した)と区切って英語の語順通り読むのです。
こんな感じで、簡単な本を2冊くらい読み終わると、先ほどの「長文に慣れていない原因」が少し克服されていたりします。
とまぁ、半信半疑で結構ですから、ぜひ一度トライしてみてくださいね。
→ Oxford Bookworms Libraryはここから確認できます。
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