2013年4月21日

[教材レビュー] 大手ならでは質と安心感 ~ アルク TOEICテスト650点突破マラソン


ようやくレビューができた!

最近、さまざまなレベルの方からTOEIC勉強法を聞かれるのですが、通信教育までカバーできていませんでした。

通信教育は、各社のメソッドで漏れのない勉強ができる上に、質問などのフォローも丁寧です。「参考書を選ぶ」というステップが抜けることで、下手な参考書と勉強方法で学習失敗というリスクが減らせるのも、優れた点です。

というわけで、初めての通信教育レビューは「アルク TOEICテスト650点突破マラソン」です!

長年の英語教育ノウハウを生かした、丁寧で安心できる内容

デザインもおしゃれで持ち出しやすい
まずこの教材をテストして思ったのが、丁寧に作られている点です。

例えば、ユニットごとに単語の聞き取りから文章の聞き取りと段階的に練習ができて、無理なくリスニング力を引き上げてくれます。

また、各ユニットの下についている「Direct Input & Output」というコーナーも非常に役に立ちます。

この「Direct Input & Output」では、ユニットで学んだ音声を聴き、英文スクリプトを繰り返し読む練習をします。リスニング力アップの基本は、当ブログでもおすすめしている通り、「聴いて」「内容を理解して」「音読」練習が効果的です。このコーナーがまさにその方法に当たります。各ユニットにこのコーナーがついており、、英語力をアップさせる上で非常に理にかなった構成となっています。

また、TOEICリーディング対策に必要な文法や語彙は、問題演習を進めながら自然と身に付くように、設問や解説が配されています。そのため、参考書より効率的に進めることができます。

また、レベルもこのスコアを目指す人にはちょうどいい内容です。なぜなら、TOEICスコア「650点」を目指すには、中学英語の完全定着がまず一つの鍵となります。このコースも中学英語の内容+αのレベルで作られており、多くの人に取り組みやすい内容となっています。
 

1日の学習時間は40分でOK・手厚い受講サポート

1日の学習時間は40分。週5回で約4か月のコースです。ビジネスパーソンであれば、昼休みの30分と仕事帰り20分を使えば十分こなせる内容です。もちろん、勉強時間を少し増やして3か月で終わらせるなど、ペースは自分で調整することもできます。

また、このプログラムは、音声データのダウンロードができるので音楽再生機器があればどこでも学習できる上に、iPadやiPhoneなどでは電子書籍版も用意されています。

もし、疑問点や質問したいところが出たらどうするのか?

通信講座ですから、手厚い受講サポートも受けることもできます。

疑問があれば受講生専用サイト「CAMPUS」で、専門スタッフが質問に答えてくれます。さらに学習の進捗や学習計画づくりをサポートする「テストコ」など、学習がきちんと終わるまで応援してくれるのも、大変心強いですね。

英会話のトレーニングにもOK

英会話で必要なのが、英文をなるべく日本語に訳さず理解することです。このプログラムでは、口に出してリピートする音読学習や、英語の語順のまま理解するくせをつけるトレーニング方法で、英会話に必要なリスニング力を身に着けることができます。

また、TOEICは「日常シーン」の英語利用が想定されているだけあって、英会話で必要な会話テクニックも同時に得ることができます。アルクの「使える英語が身につけて、TOEICのスコアもアップさせる」という方針は好感を持ちました。

まとめ

Shige-sanが自分でやってきたトレーニング方法を、より丁寧にブラッシュアップして構成しているという印象を受けました。音読練習や、英語の語順で理解するためのトレーニングなど、非常に理にかなっていると思います。

また、通信教育大手だけあって、教材の作りこみからサポート体制まで「きちんとしている」ということが見て取れました。早く知っていたら、僕も参考書の森に迷い込まずに済んだのですが・・・。

コストパフォーマンスにも一言。

参考書の森に迷わずにTOEIC対策を進められることを考えると、リーズナブルだと思います。たしかに、参考書学習の方が単純な費用は安いのですが、適切なものを選ぶことが非常に難しいのです。結果として、英語が身につかず、時間的にも金銭的にも同額以上の費用がかかってしまったなどということもよくあります(Shige-san体験済)。

ですから、TOEICのスコアアップやリスニング力アップを確実に狙うことができる、本プログラムは効率的な学習をする上でも有力な選択肢だと思います。


▼ 詳細はこちらから ~ 丁寧な内容で好感を持ちました!
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