2013年4月15日

[トピック] 電子書籍 Kindle Paperwhiteは英語学習にどこまで使えるか? ~ 英語小説を読んでみる


昨年は電子書籍元年。

私めも、AmazonにてKindle Paperwhiteを入手し、英語勉強に生かしております。

今日はそのレポートをば、いたしたく存じまする。

Kindle Paperwhiteで英語小説をを買ってみる

リーディング力を上げるなら、多読だと達人が教えてくれました。簡単な本でよいので、英語をとにかく読みまくる。そんなわけで、英語学習者向けに編集された"Oxford Bookworms Library"から適当な本を買って読んでみようと思います。

先に、なぜ電子書籍なのかを書いておきます。電子書籍で買うと、洋書は安く、「青空文庫」のように、著作権の切れた洋書も無料で流通しています。さらに、電子書籍ならではアドバンテージもあります。こちらは後のお楽しみ。


早速ですが、私のAmazon Kindle Paperwhite(以下 Kindle Pw)のちょいと紹介します。この機械は「本読み専用」という硬派な作りです。画面に「電子インク」技術を使っていて、液晶ディスプレイと違い、印刷物に近い表示を実現しています。画面が光っていないので、「目に優しい」のが特徴で、本に最適です。もちろん、暗いところでは、バックライトを使って読むこともできます。なお、動画などは表示できません。

箱、かっこいいです。

電子書籍のダウンロードですが、買い方は2通りに分かれます。1つはKindle Pw から無線LANなどを使って直接Kindleストアから購入する方法。もう一つは、普通にAmazonのアカウントで、Webや携帯などから買って後から本体へダウンロードする方法です。

今回は、本体から直接ダウンロードしてみました。

まず、Kindleストアへ本体からアクセスして、検索窓から「Oxford Bookworms」で検索します。すると、検査候補が出て、確定すればブックリストが出てきます。

検索も、途中まで入力すると関連候補を出してくれます
検索候補を選ぶと、ブックリストが出ました
Oxford Bookworms Library」は紙媒体で、数冊読んだことがありますが、今回はKindle版の「Sherlock Holmes and the Sport of Kings 」を買います。400ワードレベルのStage1ですから、かなり平易な英語で書かれています。 リストから選ぶと、本の紹介画面が出ます。

紹介画面から購入ボタンを押せば購入完了
購入はいたって簡単で、「1クリックで買う」ボタンを押して、ホーム画面に戻ればダウンロードが始まります。買った直後は「New」という帯が付きます。なお、記事中の写真では、一度開いてしまったので帯は出ていません。

ホーム画面にてダウンロードも自動で完了
(一番左が買ったもので、本来は「New」という帯が付きます)

書籍を読んでみると、洋書の難点を克服する超便利機能が!

本を早速読んでみましょう。ホーム画面でタイトルをタップすれば、書籍が開きます。表紙や本文の体裁は本と同じです。目次については、リンクが張られており、タップすればその個所に飛んでくれます。

書籍を開くとこんな感じ

目次はその個所にリンクされている

さて、洋書の挫折原因の大半を占めると思われる「知らない単語との格闘」。この戦いにおいては、Kindle Pw は最高に便利です。

本文の調べたい単語をタッチすれば、単語の意味が出てきます。辞書はプログレッシブ英和中辞典があらかじめ組み込まれています。

本文の分からない単語をタッチ
単語の意味を出してくれます

さて、Kindle Pw はそのほかにも便利機能があります。ハイライト機能は、チェックしたい部分に線を引いておく機能です。そして、この線を引いたところを「マイリッピング」として、別のところにまとめておいてくれます。

線を引きたいところをなぞります

ハイライトを選択
マイリッピングという本ができて

開くとハイライト下部分がまとめられてました
そのほか、線を引いた部分をフェイスブックなどでシェアする機能や、画面右端をタップすると「しおり」がついて、ハイライトと同じ「マイリッピング」に位置を記憶する機能もついています。

最後におまけ ~Kindle Paperwhiteはずっしり

さて、Kindle Paperwhite は、現時点で英語本を読むうえで、かなり使えるマシンです。しかも、7980円とそんなに高くないときている。しかし、唯一弱点としてお伝えしなければならない点は「重い」ということ。どれくらい重いかというとこんな感じ。

文庫本より重い
最初はちょっと気になったのですが、実はなれちゃえばたいしたことはありません。タブレットやノートパソコンよりは断然軽いですから。

この、やや重い点を差し引いたとしても、英語を勉強する人にとってははるかにメリットが多いと感じます。

さて、もう一つ最後に。Kindle自体はAmazonの電子書籍サービスの総称なんです。ですから、Kindleストアで買った電子書籍は、携帯やタブレットなどの端末でもKindleアプリを入れて読むことができます。

私自身は、ちゃんと読書したいときはKindle Pw を使って、通勤で座れないときは携帯で読んだりしています。

とにかく、洋書や英語小説にトライする時はかなり使えますから、ぜひKindle Paperwhite やKindleサービスを試してみてくださいね。


▼ 英語小説などでリーディングを鍛えようと思ったら、かなり便利です!

ぽちっと応援よろしくお願いいたします!

0 件のコメント:

Related Posts with Thumbnails