TOEICはどーなるの??
産経新聞によると、自民党が国内全ての大学の入試基準として英語運用能力テスト「TOEFL」(トーフル:Test of English as a Foreign Language)を活用する方針を固めたとのこと。
各大学が「TOEFL ○○点以上」と定めて公表するようにしたいそうです。
目的は留学の活発化。
「TOEFL」は主に北米の大学での留学を意識した英語能力テスト。TOEICを作ったETSが運営しています。このスコアがそのまま英語圏の留学生入学資格につながるわけです。
TOEICとの大きな違いは、留学を前提としているため「学術論文」「大学講義の内容」など教養力も同時に試されます。また、スピーキングがあるのも大きな違いです。ちなみに、英国だとIELTS(アイエルツ)が留学向けの能力テストとなります。
また、自民党は国家公務員試験に対してもこの「TOEFL」導入が議論されています。
TOEFLが入試や公務員試験に導入されると、就職や転職においてもこのスコアを使うことが一般的になる可能性があります。
現状ではアカデミック寄りのTOEFLは留学のために、日常生活やビジネス寄りのTOEICは企業内の基準と棲み分けがありますが、今後は変化がありそうです。
TOEICや英検も併用されるのでしょうが、英語資格の勢力図が一新される可能性を秘めていますね。
当ブログもTOEFLに注目していきたいと思います!
▼ 記事元
「大学受験資格にTOEFL 国内全大学対象 自民教育再生本部、1次報告へ」
産経新聞 2013年3月21日
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130321/edc13032101310000-n1.htm
▼TOEFL公式
http://www.ets.org/jp/toefl
▼ ライフネット生命の出口社長もこんなこと書いてますね。
出口治明「就職活動は大学卒業後に、官民ともTOEFL採用これが構造改革の第1歩ではないか」 『ダイヤモンドオンライン』
http://diamond.jp/articles/-/33485
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