2013年5月18日

[英単語×リスニング] iPhoneの生みの親 スティーブ ジョブズの英語を丁寧に聴いて見る その8 ~ Steve Jobs' Commencement address at Stanford



▼ 今回の単語 (単語のリンク先から音声が聞けます。by Weblio
アップルの創業者 スティーブ ジョブズ氏のスピーチリスニング、8回目です。

改めて自分がやりたいことを悟ったジョブズ氏は、新たに会社を立ち上げます。"Pixar"と"NeXT"です。

During the next five years, I started a company named NeXT, another company named Pixar, and fell in love with an amazing woman who would become my wife. Pixar went on to create the worlds first computer animated feature film, Toy Story, and is now the most successful animation studio in the world. In a remarkable turn of events, Apple bought NeXT, I returned to Apple, and the technology we developed at NeXT is at the heart of Apple's current renaissance. And Laurene and I have a wonderful family together.
"'You've got to find what you love,' Jobs says", Stanford Report, June 14, 2005

アップルを追い出されて5年の間に、ジョブズ氏は2つの会社を立ち上げました。"NeXT"(ネクスト)と"Pixar"(ピクサー)です。また、私生活では"fell in love with an amazing woman who would become my wife."(妻となる素晴らしい女性と恋に落ちました)。

"Pixar"では、" the worlds first computer animated feature film, Toy Story"(世界初のCGアニメ映画「トイ・ストーリー」)を作り出しました。この会社は、現在でも成功したアニメーションスタジオとして知られています。

ジョブズ氏はこの時、コンピューター会社の"NeXT"も設立しています。ジョブズ氏にとって" a remarkable turn of events,"(本当に思いがけない展開)を生み出すことになる会社です。というのも、ジョブズ氏がアップルに戻るきっかけとなったのは、アップルによるNeXT買収だったからです。

NeXT社は、先進的なプログラミング言語が利用でき、高度なグラフィック能力を備えたコンピューターを開発しました。主に研究機関や大学で利用され、1990年代当時、飛びぬけて洗練されていたコンピューターとして知られていました。ちなみに、アップル社のiMacに搭載されているOSは、この時の技術や人材がベースになって開発されています。

ジョブズ氏がNeXTについて、"the heart of Apple's current renaissance"(アップルの現在の繁栄の礎)としているのはこのような理由があります。

こうした成功のスピーチに加えて、妻"Laurene"(ローレン)とジョブズ氏は、素晴らしい家庭を築いたと語っています。このように、家族について触れると言うのは、アメリカ人のスピーチの特徴でもあります。

今日はここまでです。次回は、この2つめのお話"love and loss"のまとめとなります。

▼ [特集目次] iPhoneの生みの親 スティーブ ジョブズの英語を丁寧に聴いて見る

 その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9 その10 その11

▼ 日本語訳は日経で見ることができます。

「「ハングリーであれ。愚か者であれ」 ジョブズ氏スピーチ全訳」日経新聞 2011年10月9日
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