2013年5月4日

[雑記ノート] 英語を使ってビジネスチャンスを広げる


こんにちは。Shige-sanです。15回目の雑記ノートです。

GWに信州 松本と上州 四万温泉に行ってきました。松本では地元の方がやっているギャラリーで良いお話を聞き、四万温泉では昭和初期の温泉建築といいお湯&お酒を堪能しました。

更新をお休みしたかいがありました(笑)!

さて、今日のテーマは「ビジネスチャンスを広げる」です。

Shige-sanが小さなころ、父親がやっていた小さな会社の事務所で、英文タイプライターをいじっていた思い出があります。1ドル=360円の時代があり、今の中国や東南アジアと同様に衣類を作って日本から欧米に輸出していたころに使われていたものです。当時は、数多くの中小企業が安くてそこそこの日本製品を海外輸出していました。

父親は英語は全くダメでしたが、見よう見まねで英文信用状やインボイスを書いていたのだと思います。グローバル化などと言わなくても、小さな企業が海外取引を沢山していました。

当時、生産にかかる費用の差から、同じシャツならアメリカで作るより日本で作った方が圧倒的に安かったのです。

このようにビジネスは、価格・価値・品質・希少性・情報などの「差」を利用して「利益」を得るのが一般的です。

例えば、アフリカで「耐久性のあるタフな車が足りない」とします。トヨタの古いハイエースは日本ではたいした価値がありませんが、アフリカに持っていけば高く売れます。ですから、日本で仕入れて、アフリカで売るビジネスが成立します。これは、アフリカでは価値があるが、日本では価値がないといった「価値の差」を利用したビジネスです。

文化的な距離を「差」として利用するビジネスもあります。

浅草近辺のゲストハウス。海外からの旅行者を相手に、古いアパートや旅館を利用して宿泊所ビジネスをしています。日本人には設備の古さなどで見向きもされなくなった建物ですが、海外からの旅行者にとっては「古い」のではなく「日本的」であると感じられるため好評です。

こうした施設は、英語のできるオーナーがいることも特徴の一つです。安くて、海外からの旅行者に慣れていて、日本的な体験できる宿泊施設であるので、旅行者の満足度も高くなります。

このゲストハウスの例は、文化的な「差」を体験できること、「英語」でサービスが受けられることが、海外の人にとっては「大きな価値」だったというお話です。

実は、こうした「差」を利用したビジネスは簡単に始められます。

ぜひ大きな本屋に行って、海外旅行者向けの英語で抱えれた日本のトラベルガイドを見てみてください。海外の人から見た、日本への期待や不安が掲載されています。そこには、日本人が見れば驚くようなことも載ってるかもしれません。でも、それこそが海外の人の日本観なのです。

そうした本に載っている不安を取り除いてあげたり、期待にきちんと答えられるサービスを提案できれば、それはすぐビジネスチャンスにつながります。というのも、そこまできちんと対応できているところは、日本では少ないからです。理由は簡単。多くが日本人相手のついでに、海外対応をしているだけだからです。

温泉地などに行くと、なかなか経営が厳しい旅館も多いようですが、工夫すればまだまだビジネスの余地はたくさんあるように思えます。日本人にとっては価値が薄いように見えても、海外の方の目から見たら「素晴らしい」ものがたくさんあるからです。

視点を変えればビジネスチャンスはたくさんあるはずなんだけどなぁーと思ったGWでした。
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