日本人、フィリピン人、ベトナム人、犬。
おぉ、堂々の第一位は日本人ですかっ!
というわけで、ファーウェストのイギリスでも小ネタとして扱われているのがこれ。
The Beijing Snacks restaurant posted a notice saying that Japanese, Filipino and Vietnamese patrons are not welcome - and neither are dogs.
"All three nations are involved in long-running maritime disputes with China over national boundaries in the East and South China Seas."
"China restaurant bans Asian maritime dispute citizens",
BBC, 27 February 2013
犬以外は中国と領土問題で争っている国ですね。
これらの国々は中国と"in long-running maritime disputes"(延々と海洋[領土]論争)でもめてるんです。だから、安倍政権が発足するや大臣が東南アジアめぐりをしました。
「ちょっと中国さんって最近困りますよね。なんとか一緒に抗議しませんかぁ」と根回しする訳です。
中国さんは、「おめぇらふざけんな」となります。
そんな喧嘩はさておき、名指しされた国の反応が最後の方にありました。
ベトナム人超怒ってます! 偉い人まで怒ってる!
フィリピン人、ちょっと怒ってる!
日本人・・・コメントなし。
まぁ、日本人にとっちゃ年中行事だしねぇ。
BBCにゃ悪いけど、別になんとも思わんですたい。フランス人が「イギリス氏ねっ」て言っても、「あーそうですか。フォアグラでも食って寝な」と言って怒らんのと同じです。
ところで、BBCが戦略的に触れている箇所があります。
「台湾」です。
中国は台湾との間でも海洋領土問題を抱えています。でも、中国は台湾を自国の一自治体とみなす立場をとっているで、台湾人お断りとは書けない訳です。実質的に台湾は別の統治機構を持った国なのですが・・。
そこをきちんと突いてくるBBC。さすが、よーわかってるなぁと唸らざるを得ません。
※"patron"(奨励者・保護者)という単語はマイルドに意訳したけど、本当のニュアンスはどんな感じなんでしょうか?>詳しい方
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